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2012年8月17日 (金)

東北震災の『今』・・・

昨日16日で『大文字』も終わり、夏も終盤に近づきました。

それでも今日は暑い暑い一日で・・・

『京都人』の特徴は「暑い!暑い!」「寒い!寒い!」と二度続けてしゃべる事。

よお『よそさん』に指摘されたり、笑われたりする要因になります。

こないだ15日水曜日も『魚棚』店頭のポスターの写真を撮ってくれてはる、

フォトグラファーの林口さんとお話させて頂いた折、

林口さんも中京の古い町家(築二百年)にお住まいやさかい、

京の『暑さ』『寒さ』は、よお御存知やから、

ふたりして「暑い!暑い!て二回言わなおられへんくらい暑いからやねぇ。」と、

顔を見合わせて笑ってしまうほど暑おしたなぁ・・・

そんな暑い日に私の友人からメールがありました。

友人は私立高校の社会科の教諭をしておりまして、

校内新聞の顧問もしております関係上、

この夏休みに有志の生徒を引率して、

『東北』へ復興のボランティアへ行ってきたらしいのです。

行く前から聞かされておりましたので、

どんな具合だったのか、私も知りたくて、帰還後の知らせを心待ちにしていたのですが・・・

今のところまだ、現地に赴いて実際に得た情報の整理が頭の中で出来てないらしく、

ただ感じたことは、現場で感じた『力強さ』・・・

正確な意味は計り知れませんが、復興に向けた強い気運が現地ではあるのでしょうか・・・

地震情報も発生直後から『原発情報』に押されて、目にしなくなりましたし・・・

今日この頃も『瓦礫処理』だけが取り沙汰されているだけで、

いまだ『復興手付かず』の現場が存在する事など知る機会もありません。

それとは別に、仙台からお越しいただく顧客様のお話では、

その方も復興のボランティアをされているのですが、

津波で流された住宅跡地の整理をされていて、

土砂をフルイにかけている最中に指輪が出てきて、たまたまその家の住人女性が傍に居合わせていて、

「これ、おばさんのかね?」と聞いたら、

「そうだぁ、ありがとね、来ても仕方ないのに、こうして毎日来ちゃうんだよねぇ・・・」と・・・

沢山の『おもいで』も流されてしまったのでしょう。

そんなこんなは、到底私達には計り知れません。

ただ、些細な日常の不平不満を省みて、無事な毎日に感謝するのが一番の祈りだと、私は信じます。

                                   店長 やまもと

2012年1月31日 (火)

◆春の訪れ◆




『節分』も近い1月最後の今日。

例年どおり、この時期の『魚棚』に『サンシュウ』と『ナノハナ』を入れました。

常々感じられる事ですが、体感気温によって眼にしたい『色』が違うと言う事。

それは、多少育った国や地域、経験値によって変わってくるのかも知れませんが、今までの経験から、大旨大差ないと思っております。

『青春』『朱夏』『白秋』『玄冬』(陰陽五行)本当の意味は違いますが、ワタシは『光は色の受苦』と言ったゲーテの言葉と共に感じられ事が在る気がしています。

寒くて、春の光を待ち焦がれるこの時期に『黄色』は、最も嬉しい色なのかも知れません。

◆魚棚やまもと◆

2011年12月16日 (金)

『花しごと』



今年は冷え込むのが遅く街中の『紅葉』は、この頃になってやっと名残の風情になって参りました。

そんな自然の在り方にノンビリしておりましたら『年の瀬』はもう目と鼻の先…

慌てて『X'mas』の準備を進めております。

黒のテラコッタのベースに『アメリカン・ホリー』『アマリリス』『薩摩杉』に『ヘレコニア』を入れました。

1メートル以上ありますので全体が写せなくて部分的な画像になりました。

X'masの雰囲気だけでもお伝え出来たでしょうか…

どなた様にもサンタさんが来て下さいます様に…


魚棚店長 やまもと

2011年12月10日 (土)

☆X'masの足音☆



一年は早いもので、ついこのあいだ『地蔵盆』だと思っていたら…もう『師走』…

『魚棚』もX'masの準備を毎日少しずつ楽しみながらさせて頂いております。

日々の小さな出来事の中にこそ『幸せ』はあるのだと、しみじみ感じさせられる一年でした。

毎日、何事もなく無事に過ごせる『幸せ』。

親しい人と共に食事出来る『幸せ』。

平穏無事を喜べる人生は何より『豊か』さに満ちております。


魚棚店長やまもと

2011年11月18日 (金)

☆ボジョレー・ヌーボー解禁☆



今年も11月の第三木曜日は『ボジョレー・ヌーボー解禁日』ですbar

毎年『魚棚』では私山本が選りすぐりにセレクト致しました美味しいボジョレー・ヌーボーを六種類ご用意させて頂いております☆★☆昨日解禁日はWineLoverの方に沢山ご来店頂きましたnoteまだ12本程ございますので☆★☆どうぞ飲みにお越し下さいませ。

2011年11月11日 (金)

秋の匂い



『秋は夕暮れ、夕日のさして山ぎわ、いと近こうなりたるに…』

秋になると、ふと思い出すのは『たき火』の匂い。

街中育ちの私は幼い頃『たき火』を経験する事もなく、それを知ったのは大人になってから…

京北町の辺りを車でドライブする様になってから。

あれから、もうずいぶん経ちましたが『たき火』の匂いは鮮明に蘇ります。

鼻孔に感じる空気が、あの頃と同じ冷たさになると…

本日『白嵯峨菊』を信楽の壺に入れました。

2010年2月25日 (木)

ひと足早く「春」になりましたネ。


本日木曜日。

毎度の錦小路にて「桃」の枝を買いました。

薄すぎず、濃すぎず、想いどうりの桃色の「桃」です。

食材でも、花材でもこの「想いどうり」と言うのが案外難しく、先週は有ったのに、今週は無いなんてしょっちゅうですし・・・

魚でも、野菜でも、花材でも「その時勝負」です。

今夜、早いお時間に時々お顔を見せてくださる女性のお客様が、まだどなたもいっしゃらないカウンターのお席にお座りになりました。

今、活けたての「桃の花」の清々しいカウンターです。

いつも通り、沢山は召しあがれないので二品少なめの懐石でとのご注文。

通常6300円のお献立を5250円でお作りいたします。

他にはまだお客様がいらっしゃいませんでしたので、お給仕しながら、お仕事先とご自宅の間に『魚棚』が在る事、ご自宅でお夕食のお支度をなさらなくても良い日にご来店頂ける事などお話させて頂きました。

最後のお料理「焼物」が少し多くて、「雲子の照焼き」と「海老芋の田楽」を半分ほどお残しになりました。

お帰りになる時に「いつもデザートの『白玉あんみつ』が食べたくて伺うのですが完食できませんでした。」とおっしゃいます。

去年まで、当店二階に姉妹店『ふれかんて』というカフェがございまして、そちらにて度々『豆かん』をご注文頂いていたらしく、『ふれかんて』休業中の現在『魚棚』にてお食事とともに、懐石後のデザートとして『あんみつ』を召し上がって頂いているらしいのです。

本当にありがたい事です。

『ふれかんて』の店主が、健康上の理由でやむなく休業させて頂いておりますのに、こうして顧客のお客様が『魚棚』に来て下さっております。

「今日は量が多くて申し訳ありませんでした。次回にはもう一品少ないお献立をお作りいたしますね。そうかデザートだけでもご遠慮無くご注文くださいませ。」

「えっ、それでもよろしいんですか?」

「ええ、どうぞご遠慮無く。」

「ありがとうございます、また来ます。」

お見送りするのも温かな、三月間近の夕刻に、その方は「桃の花」の笑顔で軽やかにお帰りになりました。

2010年2月21日 (日)

『魚棚』のスイなお雛さん


私が子供の頃、おばあちゃんがちょっと変わった物見たら「純ちゃん見てみ、ほら、スイやなぁ」やら、「あんたスイやなぁ、へぇ」やら言うてた「スイ」は「粋」の事やと解ったのは、随分後からでした。

「いき」ではなしに「スイ」。

京都ことばのそれは、本来の「粋」と言う意味プラス「珍(ちん)」と言うニュアンスがございます。

本日、すぐ近くの『錦市場』へお花を買いに参りました折、濃い桃色の桃の花を見て「そうや、もうじきお雛さんやなぁ・・・」と。

例年であれば、三月一日に仕舞ってある『お雛さん』を世間の風にお当てして、旧暦の三月三日まで『魚棚』店内中央の、一升瓶をずらっと並べてある棚にお出で頂くのですが、なんや今年は早い目にお顔が見たくなりましたので、急いで帰り道に『ひいな菓子』を買うて帰り、飾り付けをいたしました。

画像のように『魚棚のお雛さん』は陶器です。

兵庫県明石の陶器作家、金井和歌子さんの作品です。

2005年に京都高島屋さんのギャラリーで偶然、金井さんの作品に出会いました。

ユニークで、それでいて深遠な作風が魅力なのですが、関西学院大学で哲学科を卒業されてから、京都市立芸術大学の陶磁器科を卒業されており、そのご経歴からなるほどと。

『魚棚』には、他にも金井さんの作品で、ユーモラスな『箸置き』や『ナイフレスト』のコレクションもございます。

ご予約の際に「ブログで見たのですが金井さんの『箸置き』でお願い出来ますか?」とおっしゃってください。

仕舞うてばっかりやなしに、他の作品も、ちぃとは世間の風にお当てせな・・・


2010年2月18日 (木)

☆『魚棚』のご褒美☆


今日は木曜日。

もう14~15年のあいだ、毎週木曜日の正午にご来店になるお客様がいらっしゃいます。

書道のカルチャースクールに通っていらっしゃる方々10名様。

日によってお休みなさる方もいらっしゃいますので毎回10名様とは限りませんが続けてご来店頂いており、大変有難い事だと感謝しております。

その中のお1人、ご出身が山口県の萩市と受け賜っておりますお客様から本日天日乾しの「新若布」を頂戴いたしました。

その方のおっしゃるには、地元にお住いの幼馴染のご老人が、お手ずから鎌で刈って天日乾しにし、ワラで束ねてくださった正真正銘まごころのこもった「新若布」。

ビニール袋から出して香りを聞かせて頂く前から磯のかぐわしさが鼻腔に沁みて、夏休みの浜辺の記憶が遠い郷愁から引き寄せられて参ります。

京都に居ます旧友に食べさたいと「新若布」の本当に柔らかい穂先だけを丹精した逸品。

「心を頂く」とはこの事。

料理屋としてお客様に「心を召し上がって頂く」。

その事を、料理屋本来の有り方として、指針として、日々精進して往きたいと感じております。

言葉にする事は簡単ですが、日々、形にする事は並大抵で無いのは重々承知。

「人はパンのみにて生きるにあらず」。

「神のことば」では無しに、自分以外の誰かの「きもち」が有るから平穏無事に毎日が過ごせるのだと感謝する毎日です。


2008年11月 7日 (金)

テレビ取材のむつかしさ

本日、読売テレビよりご取材依頼のご連絡がございました。

毎週日曜10時半からの番組で「大阪ほんわかテレビ」の「昼ごはんでっせ~」というコーナーで、12月に「なべやきうどん」の特集を企画していらっしゃるとのこと。

「魚棚」開業当初よりのオリジナルメニュー「白味噌煮込みうどん」をご取材いただけるというお申し出でした。

ご取材のお申し出は非常に有り難いのですが、業界にて良く耳に致します「テレビ取材のむつかしさ」を考えましたときに、日頃からお越し頂いておりますお客様にご迷惑をお掛けするわけには参りませんので、心苦しくも辞退いたしました。

わたくしども「魚棚」は先代が中央卸売市場にて鮮魚の仲卸を営んでおりまして、その関係で魚の仕入れがよそ様のお店より容易く致せます。

その上、三年前からは市内でも一二を争うの老舗の「懐石料亭」より優秀な若手料理長を招いて、昼夜共にお客様からは「リーズナブルで美味しい」と評判を頂いております。

先日、お気に召して頂いて、3日続けてご夕食にお越し頂いたお客様もおいでになりました。

もし、テレビ放送にてご紹介頂いたなら間違いなく「白味噌煮込みうどん」をお目当てのお客様方が大勢お越しになるはず。

この「白味噌煮込みうどん」は、本来、ご夕食の時間帯に単品でお料理をご注文頂くお客様の為に「ご飯代り」としてご用意させて頂いているお料理ですので、そればかりをご注文のお客様が大勢お越しになって、今までご愛顧頂いておりますお客様が、お食事出来ないことにでも成りましたら大変申し訳ないことになります。

やはり「テレビのご取材」はむつかしいと感じました。

魚棚